~子宮頸がんワクチン~
2025年11月07日 12:30
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【子宮頸がんワクチンとは】
子宮頸がんの主な原因となる**ヒトパピローマウイルス(HPV)**の感染を予防するためのワクチンです。
HPVは性交渉などで感染し、子宮頸がんのほか、肛門がん・中咽頭がん・陰茎がん・尖圭コンジローマなどの原因にもなります。
ワクチンを接種することで、これらの感染を防ぎ、将来の子宮頸がん発症を大きく減らすことができます。
【接種方法】
筋肉注射(上腕の三角筋など)
【接種回数】
使用するワクチンと接種開始年齢によって異なります。
・15歳未満で接種を始めた場合:2回接種(6か月以上の間隔をあけて)
・15歳以上で接種を始めた場合:3回接種(0・2・6か月のスケジュールなど)
【接種時期】
定期接種の対象は小学校6年生〜高校1年生相当の女子・男子です。
標準的には**中学1年生(12〜13歳)**での接種が推奨されています。
15歳未満で接種を開始すれば、2回の接種で十分な免疫が得られます。
【副反応】
接種部位の痛み・腫れ・赤み、発熱、倦怠感、頭痛などがみられることがあります。
まれにアナフィラキシー(重いアレルギー反応)が起こることがあります。
接種後は気分不快やふらつきが起こることがあるため、30分ほど安静にして様子をみることが勧められます。
【公費助成】
2013年から定期接種化(無料)。
一時的に積極的勧奨が中止されていましたが、2022年4月から再開されました。
また、1997〜2007年度生まれの女性は**キャッチアップ接種(無料)**の対象となっています(2025年3月末まで)。
























